アルカリヘアカラー染毛の仕組みについて解説!
こんにちは
tamuraです!
今回は、アルカリヘアカラーの染毛の仕組みについて解説していきたいと思います
では よろしくお願いいたします!!
アルカリヘアカラー
アルカリヘアカラーは以前も記事にしましたが
所謂、皆さんが一番よくしているカラーリングの事です!
一度は家でやった事がある!って方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ではどう言う物か説明していきましょう!!
まず薬剤は、1剤と2剤に分かれており
これらをカップの中で混ぜる事によって薬剤の反応が始まります。
一剤には、酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれており
二剤には、過酸化水素が含まれています。
一剤、二剤を混ぜ合わせる事により 浸透、ブリーチ、発色 の3つの作用が起こります
反応!
一剤のアルカリ剤と界面活性剤の働きで薬剤に含まれる各成分が毛髪内部に浸透していきます。
次に、一剤のアルカリ剤と二剤の過酸化水素によって発生する強い酸化力でブリーチ作用が起こり毛髪が明るくなっていきます
そして、その酸化力により酸化染料が酸化重合して発色が始まります
(酸化重合は染料同士がくっつき合って大きくなる事だと思ってください)
順番に説明しましたが 実際には浸透、ブリーチ、発色の3つの働きが毛髪内部で同時に起こります
一剤と二剤を混ぜた瞬間から反応が始まりますのでご自宅でされる方などは
塗布する時間など注意して出来るだけ手早くしてもらえるといいと思います。
基本的には、美容院でする事をおすすめしますがね!!笑
過酸化水素は酸性条件下で安定します
PHで言うと 2〜4!
しかし、PHが高くなりアルカリ性の条件下になると急激に分解し酸素を発生し強い酸化力が生まれます
毛髪内部ではブリーチと発色は同時に行われていますが
ブリーチ作用は酸化重合して発色した染料に対しても作用しています
これを脱染作用と言います
まとめ
アルカリヘアカラーは、過酸化水素の作用によるメラニン色素のブリーチと発色
および脱染を繰り返しながら酸化染料が毛髪内部に浸透し最終的な明度と色味を作っています
剤を混ぜて、それを髪に塗ったらすべての反応が始まるのが不思議ですよね!
と言う感じでいかがだったでしょうか?
以前の復習部分が多かったですが新しい情報も少し入れれていると思います
良かったら、参考にしてみてください
では今回のブログは以上になります
どうもありがとうございました
更新日 2023 03/02