酸性染料と酸化染料の違いについて解説!

酸性染料と酸化染料の違いについて解説!

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回は 酸性染料と酸化染料の違いについてやっていきたいと思います

よろしくお願いします!!

 

 

 

酸性染料と酸化染料の違い

 

では、早速結論からいきましょう

ざっくり言うと 

酸性染料はヘアマニキュア で 酸化染料はアルカリヘアカラー です!

これでも分かりづらい方の為に、もう少し細かく5つの比較をしていきます。

 

では、まずは染料の大きさからいきます

酸性染料は分子量が大きめでキューティクルの中に入っていく事はありません

逆に酸化染料は分子量が小さめなので髪の中に侵入して発色してくれます

 

次に染まった時の染毛状態について 

酸性染料はリング染色といって髪の毛を輪切りにした時に

髪の表面だけに色が付着しています なのでリングのように見えて リング染色 とも言われています。

では、酸化染料は?

というと分子量が小さい為、毛髪内部に浸透した後に毛髪内で発色して大きくなりそのまま内部に留まる感じです。

 

次は発色について

発色について 酸性染料は想像通りでしょうが薬剤の色がそのまま発色なので鮮やかな色味になります

では酸化染料はどうか?と言うと化学反応によって発色するので最初は色が見えにくいですが

染料が落ち着くと色味が定着します。くすんだ自然な色味が特徴になります

 

次は、頭皮への影響について

酸性染料は頭皮に限らないですが地肌につくと直ぐに染まり 非常に取れずらいです!

酸化染料は?と言うと地肌が染まる事があまりない代わりに被れる可能性も秘めてます

 

最後に退色について

酸性染料は色落ちが早く、約2〜4週間が寿命になってます

酸化染料は?と言うと一概ではないですが 1ヶ月以上は楽しめることが多いですね

 

 

酸性染料!

 

ではもう少し個別にいきましょう

酸性染料は マイナスの電荷を持っていて 電気的な力で毛髪のプラスと結合をします

先程も説明しましたが 分子量が大きい為にキューティクルの隙間を通過できません

なので、毛髪表面だけが染まりますが その為色持ちも悪いとも言えます

退色も激しいですが 濡れている状態は特に色移りなども多いので注意が必要です

頭皮など肌も染まりやすいのも特徴の一つなのでされる方は注意が必要ですね

一応 リムーバーもありますが基本しっかりは取れません (家でする方は注意です)

(リムーバーとは、角質を溶解させてながら落とす液体ですが酸性の方は落ちにくいです)

 

 

酸化染料!

 

では、初めは先程と重複する部分もありますがやっていきましょう

酸化染料は酸性染料より 分子が小さいです

しかし、分子量が小さいとは言え、簡単には毛髪内部には浸透できません 

そこで活躍するのが アルカリや界面活性剤になります

これらがあると鎧であるキューティクルを突破することができます(傷みの原因にもなりますが)

後は、酸化染料の 酸化!と言うのについてもやっていきましょう

酸化は、一剤(染料)と二剤(過酸化水素)を混ぜた時に起こる強い酸化!からきています

この酸化が起こっている中で、小さい分子が手と手を繋いだ感じになり

それが長い鎖となり大きくなる!これを酸化重合と言います

(ちなみにこれは一つの説なので他の考え方もあります)

 

 

まとめ

 

という訳で今回もカラーリングについてやってみました

酸性と酸化雰囲気は似ていますが全く違う物ですよね

何かの参考にして貰えたらと思います

では 今回もありがとうございました

 

 

更新日 2023 02/16