ヘアカラー剤の種類と特徴について解説!

ヘアカラー剤の種類と特徴について解説!

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回は、前回の内容と繋がっていますが

もう少し細かめに説明していきますので、よろしくお願いします

 

 

 

分類

 

では、分類からいきます!

染毛剤の種類は大きく分けて4種類あります

一時染毛剤 半永久染毛剤 永久染毛剤 その他!

その他は種類?って思うかもですが

その辺は気にしないでください 笑

 

 

 

一時染毛剤

 

 

 

では、一時染毛剤からやっていきましょう

一時染毛剤は、化粧品登録で色素の種類は顔料になります

PHで言うと中性になります

カラースプレーやヘアマスカラ カラーチョークなどが主で

染毛は簡単でキューティクルの表面に付着するタイプになります

一回のシャンプーで落ちない事もありますが

大凡数回で落ちます

 

 

 

 

半永久染毛剤

 

半永久染毛剤は,薬機分類で言うと化粧品になります。

色素の種類は 酸性染料 HC染料 塩基性染料になり

PHで言うと酸性〜中性になります

ヘアカラー や 酸性カラーの物はリフトアップ(脱色効果)は出来ませんが

色変は多少できます! 頭皮などに刺激はなく作用は柔和です。

カラートリートメント や 塩基性カラーも同じくリフト力はありませんが

トリートメント効果があるので合う方にはおすすめです!

 

 

 

永久染毛剤

 

 

永久染毛剤は薬機分類で言うと医薬部外品になります

色素の種類で言うと 金属類と酸化染料(2剤式)です

どちらも基本アルカリ性ですが中には弱酸〜中性の物もあります。

金属類の物は非酸化染毛剤、鉄+タンニン酸、ポリフェノール等があり

パーマがかかりにくくなる特徴があります

酸化染料でアルカリ性の物は、アルカリヘアカラー(一番よく使われているカラーです)

弱アルカリ性の物は、弱アルカリヘアカラー(ダメージが少ないのが特徴)

弱酸性から中性の物は、酸化染毛剤(ダメージがほとんどないのが特徴)

酸性や中性のカラー剤は20年前とかはよく使っていましたが

発色が悪くなってしまうと言う観点から僕は最近使わなくなりました

勿論二剤でPHを調整する事はありますがね!

 

 

 

その他

 

では最後にその他!についてやっていきましょう

その他は2つあって 一つは植物類 もう一つは銀塩になります

植物類って言うのは所謂 ヘナや藍ですね

どちらも化粧品登録の酸性になります

ヘナのナチュラルはオレンジで藍(インディゴ)はブルーです

なのでこれらを良い感じでブレンドすればブラウンにする事も可能ですね

 

銀塩について

銀塩も化粧品登録になります

PHは酸性から中性になり特徴は硫酸銀 硝酸銀を使用しています

金属が沈着して光で発色します (酸化染料との併用はできません)

ただ銀塩のカラーは、ほぼ使うことはないのであまり知らなくても大丈夫です!

 

 

 

まとめ

 

と言う感じで今回も前回と重複してた部分もありましたが

少しだけ細かく説明できたと思います

では今回はこの辺で終わりとします

今回もありがとうございました

 

 

更新日 2023 2/9