接触性皮膚炎についての続き!

接触性皮膚炎についての続き!

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回も接触性皮膚炎についての続きをやっていきます

よろしくお願いします!

 

 

 

 

接触性皮膚炎の発症

 

 

接触性皮膚炎は、刺激物質(薬剤など)が接触した部位に 痒み 紅斑 落屑 丘疹などの症状が現れる事で

一次刺激性接触皮膚炎 と アレルギー性接触皮膚炎に区別されます!

では どういう違いがあるかについてやっていきましょう

 

一次刺激性接触皮膚炎は

これらの特徴があります

 

1、最初の接触で発症する

2、一次反応

3、接触した所のみ発症

4、接触後 比較的早期に発症

5、1〜数日で治癒

6、ヒリヒリ チクチク ジンジン しみる等の頭皮 肌の痛み など

 

 

では次に、アレルギー性接触皮膚炎は

こういった反応があります

 

1、感作された後に発症する

2、抗原抗体反応(免疫反応)

3、接触したところ以外にも発症する事がある

4、1〜数週間で治癒

5、ムズムズなどの頭皮 肌の痒み などです

 

ではもう少し説明していきましょう

 

一次刺激性接触皮膚炎は

 

皮膚が敏感な方や皮膚に傷があって皮膚バリア機能が弱っている方が

皮膚に付着した物質によって 赤み 痛み等の症状が出たり出なかったりします

 

アレルギー性接触皮膚炎は

 

皮膚についた物質から体を守るための免疫反応が過剰となったアレルギー反応により起こる皮膚炎です

痒みを感じ その後に赤み 腫れ ブツブツ等の症状が出ます

例えば 漆が皮膚に接触した際、発症するかぶれはアレルギー性接触皮膚炎です

アレルギー性接触皮膚炎は免疫反応を介して、初めて成立する物であり免疫反応を介さない場合は症状が似ていても

アレルギー接触皮膚炎ではなく、一次刺激性接触皮膚炎となります

因みに、アレルギー反応は免疫反応(抗原と抗体の結合)です

 

 

抗原と抗体

 

抗原と抗体についても少し触れておきます

 

抗原 ー 体内に遺物が侵入した時それを排除するための免疫作用を起こさせる物質

体(皮膚)にとっての異物が抗原

侵入物質は皮膚内のタンパク質と結合してリンパ球から抗体を作らせる

特別な抗原はアレルゲンとなる(lg E抗体を作る)

異種タンパク質 多糖類 細菌 ウイルス 真菌などが抗原となる

 

抗体ー体内に異物(抗原)が侵入した時、その物質のみに反応(抗原抗体反応)して

排除する働きを行うものリンパ球で作られる特殊な化学物質 ガンマグロブリンというタンパク質の一種

 

 

 

 

まとめ

 

といった感じで今回も接触性皮膚炎についてやってきました

言葉がややこしいので分かりづらいですが

なんとなく理解して頂けたらと思います

では今回は以上になります

ありがとうございました

 

更新日  2022 09/22