薬剤などが皮膚タンパク質に与える影響について解説

薬剤などが皮膚タンパク質に与える影響について解説

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回は、薬剤などが皮膚タンパク質に与える影響についてやって行きたいと思います

よろしくお願いいたします

 

結合

 

皮膚や爪は毛髪と同じでアミノ酸の 水素結合 イオン結合 SーS結合 ペプチド結合の4つの結合で成り立っています

パーマ液の場合は この中の3つの結合を切る力をもっています

因みにどれかと言うと 水素結合 イオン結合 S-S結合 です!

これらの結合を切ると皮膚や爪なども柔らかくなってしまいます

中でも S-S結合は肌のバリア機能である角質層を破壊してしまうので

一度切られた結合はちゃんと戻す必要があります

因みにこの工程が上手くいかないと肌のバリア機能や保湿機能が低下し肌荒れに繋がったりします

他にもアルカリによって 爪のタンパク質をPPT〜アミノ酸レベルに分解してしまう事もあります (タンパク質>PPT>アミノ酸って事です)

※ 爪に関しては施術する側の話になるのでお客さんには関係はないですが

コールドパーマの場合は地肌にパーマ液がついてしまう為 少し心配になってしまうかもですが

一剤が付くって事は二剤も付くって事なので特に問題はありません ご安心ください

因みにうちのお店だと9割以上の方がデジタルパーマなので

まず薬剤が地肌につく事はありませんがね!

 

 

接触性皮膚炎

 

 

接触性皮膚炎とは、外来物質(シャンプー剤 トリートメント剤 ヘアカラー剤 パーマ剤など)が接触した皮膚に現れる皮膚疾患の事です!

種類は2つで アレルギー性接触皮膚炎 と 一時刺激性接触皮膚炎に分類されます

アレルギー性接触皮膚炎は免疫反応に基づく物

一時性刺激皮膚炎は非アレルギー性の反応になります

つまり 化学物質などが肌に接触して起こる皮膚炎って事ですね

では、次に接触性皮膚炎の分類についてもやっていきます

一時刺激性接触皮膚炎には3つのパターンがあります

1、急性刺激性皮膚炎

2、累積刺激性皮膚炎

3、皮膚疲労性皮膚炎 この3つです

急性刺激性皮膚炎は、カラーリングやパーマのアルカリにより反応します

次に累積刺激性皮膚炎は、シャンプー トリートメントにより炎症を起こします

次に皮膚疲労性皮膚炎は、全ての薬剤により起こる事を指します

ではアレルギー性接触皮膚炎は?と言うと

こちらもカラーリングやパーマになるんですが

もう少し細かく言うと

カラーは酸化染料 パーマは還元剤の部分に反応します!

 

まとめ

 

ちょっと今回は少し難しめになってしまったので

一旦ここで切らせてもらいます

また次回 続きをやっていきたいと思いますので

また見てください

と言う感じで今回は以上になります

今回もありがとうございました

 

 

更新日  2022 09/15