カラーリングで毛先が暗くなる事があるのは何故?について解説

カラーリングで毛先が暗くなる事があるのは何故?

 

こんにちは

tamuraです!

今回は ”カラーリングで毛先が暗くなる事があるのは何故?” についてやっていきたいと思います

最近もあったんですがホームカラーをした際になんだか毛先だけ暗くなっちゃった!なんて経験した事ある方いらっしゃるんじゃ無いですか?

こう状態になる理由は一つしかありません!

その答えは根元と毛先のベースの色が違うのに同じ色を使ってしまってると言う事!!

では その辺について説明していきましょう

 

 

染料!

 

以前も記事にした事がありますがトリートメントで髪が染まるって言う商品がありますよね

塩基性染料剤と酸性染料剤

塩基性染料剤はダメージしてる部分に吸着しやすい特徴を持っていて

酸性染料剤は逆に新生部(痛んでいない部分)に吸着しやすい特徴があります!

こういうタイプの商材は使い方によっては良いんですが

使い方を間違えると失敗することになります

特に酸性染料剤は一般的にダークトーンの物が多い為

毛先が沈んでしまうリスクが高くなっています

例えば根元の白髪が1センチ伸びた状態で(根元以外は染まってるとして)

カラートリートメントを使ったとします(ダークブラウン)

セオリー通りに行けば

ダメージ部分つまり毛先には色が付くことは無い! 筈なんですが

実はカラートリートメントの殆どが酸性染料剤と塩基性染料剤がブレンドされています

なので茶色い毛先(すでに染まってる場所)にも色はのってしまうんです

(注!マニキュアの場合は塗り分けができます)

このケースでの正解を言うとカラートリートメントであっても根元の白髪だけを狙って塗布する!と言うことになります

 

 

アルカリカラーの場合

 

 

では次にアルカリカラーの場合について解説すると

アンダーの色によって薬剤を使い分けると言う点では同じなんんですが

時間を使い分ける事によって同じ薬で馴染ませる事も可能になります

例えば先程の例と同じで考えた場合(根元1センチ白髪のケース)

この根元1センチにお薬を塗布してまず15分〜20分置きます

その後に残った薬を毛先まで伸ばして5分程度で流します!

そうすると全体的に色が馴染んで綺麗に染まります

只 この例はサロンで使われてる剤を使った場合です

パブリック商品は使ってるアルカリの関係上時間を置きすぎると

傷んじゃうし毛先の時間を少しでも間違えると沈む可能性もあるので注意です!

 

 

 

まとめ

 

と言う訳でまとめになるんですが

基本毛先が暗くなるというのはダメージが蓄積してその部分に色が強く入っちゃったという感じなので

時間差で塗ってあげると上手くいく場合が多いです

なので自分で出来そうでしたら塗り分けをしてもらって

自分では出来なそうだったら美容室に行くようにしましょう

一度沈んでしまった毛先は明るくするのが難しいです 注意が必要ですね

皆さんカラーをする時は慎重にです!!

では また

 

 

 

更新日  2021 06/10