Color の乳化について解説!

Color の乳化について解説!

 

こんにちは

tamuraです!

今回はカラーリングの流しの時にする乳化について解説します

 

 

乳化とは?

 

さて、乳化って何? と思う方も多いと思うので

説明していきましょう!

乳化はカラーリングを流す時にシャンプー台でお湯を溜め

そのお湯を髪の毛にかけながら馴染ませる事なんですが

これをするとカラー剤(クリーム状)が乳液みたいな柔らかさになります

これが 乳化です!

如何いう効果があるかが気になりますよね

では説明しましょう

 

 

乳化による効果!

 

乳化による効果は幾つかあるんですが

 

1、乳化する事により少し艶感がアップする場合がある

2、地肌についてしまって色素沈着をおこしてる部分の色を取る事が出来る

3、洗い残しがなくなる

 

などです

 

では

まず 1、の艶感アップから説明していきます

”艶が出る時がある”  という曖昧な表現を使ったのには訳があって

乳化は毛のコンディションによっては毛先に色が入りすぎたりする事もあります

 

乳化で色入るの?

はい 入ります!

 

水は中性なのでアルカリのカラー剤は水により、若干 中和され

残りの発色を促進してくれるんです

この時にちょうどいい感じに乳化が出来ると艶感がアップします

逆に、失敗してしまうと毛先沈む! みたいな事になってしまいます!

 

では次に 

2、の色素沈着についてなんですが

基本的に沈着しやすいのは、ダークトーンの薬剤を使った場合 と 色白の方に染めた場合は沈着しやすいです

つまり色白の方 が 暗めのカラーにしたいというオーダーの場合、色素沈着要注意って事ですね

この色素沈着については、全くわからないって方もいると思うんですが

簡単にいうと髪の毛だけじゃなく地肌も染まっちゃったって事です!

” じゃあ地肌に付けるなよー ”  って言われるかもなんですが 

襟足や顔まわりなどで、生え際から少し離れた場所に生えてる毛があって

その毛を染めようとすると如何しても地肌に薬剤を付けざるを得ないという場合があります

その時にこその乳化なんです!!

昔、自分がシャンプーマンの時にお客様の地肌に沈着を残してしまった事があったんですが(乳化が甘くて)

その時に先輩に言われたのが 染めは染めで落とせ! でした

つまり染料は染料で馴染ませると皮膚から浮いてなくなるという事なので乳化の重要性っていうのが分かりますよね

因みに、リムーバーという便利な物もありますが皮膚に刺激があるので極力乳化が良いと僕は思います

 

 

最後に 3、の洗い残しがなくなるについてはそのままで

乳化するとお湯だけでも流れやすくなるので頭皮の残留物が無くなりクリーンになります

 

 

 

まとめ

 

という訳で今回は乳化についてやってきたんですがいかがだったでしょうか?

はっきり言って美容師じゃない方には微妙な内容だったかもですが

知っておくと ホームカラーの時に役にたつかもしれません

活用出来そうなタイミングがあったらやってみてください

という訳で今回は以上になります

どうもありがとうございました

 

 

更新日 2021 06/17