縮毛矯正をしている人でカラーもしてる人のムラが多い件について解説!!

縮毛矯正をしている人でカラーもしてる人のムラが多い件について解説!!

 

こんにちは

tamura です!

今回も縮毛矯正に絡んだ部分のテーマでやっていきたいと思います!

 

 

縮毛矯正 on カラー!

 

縮毛矯正をしていて尚且つヘアカラーもやっているという方の中には

もしかしたら経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが

普通にサロンに髪を染めに行って明るく染めようとしたら

根元だけ明るく染まって中間毛先は暗いままなのに ”謎にそのまま帰された”   みたいな事!!

嘘みたいな話ですがこういうお客さんがうちのお店に新規で回ってくる事が定期的にあります

これは何が起こっているか?というと縮毛矯正をする際にアイロンを入れますよね

そのアイロンによって熱変成をおこし真っ直ぐにするんですが

その熱変成によるデメリットな部分がこのカラーリングのムラとなって出ているんです

 

 

新生部と既染部!

 

縮毛矯正は以前も説明しましたが

髪の結合を外してアイロンの熱により固定してまた結合を戻すという仕組みなんですが

仕上がりの時点で根元の数ミリは矯正が出来ないんですね

それは何故か?というとアイロンの設計上端の端まで鉄板がないという事と

剤を地肌に付けると刺激が強い為肌荒れの原因になります それと地肌には体温があるので中間に比べて反応しやすいというのもあります

(地肌に1剤を付けるとその部分は折れてしまう事があります)

という事で根元の数ミリの部分は新生部つまり矯正してない健康な毛って事になりますね!

この根元と矯正している部分に差ができる要因になるんです

 

光の反射と色の見え方!

 

では次にいきましょう

縮毛矯正がかかってる部分は以前も説明しましたが 

色が実際の色よりも暗く見える特徴があります

これについては細かい話をすると長くなるんでざっくりいうと

矯正時に熱変成させる度合いによって髪の中に入る光の入り方が変わっていきます

簡単にいうとアイロンをじっくり入れた場合 質感が硬くなって光を通すんではなく

反射させるってイメージですかね(この考え方は賛否あります)

これにより新生部と既染部に色の違いが出てくるんです!

 

まとめ

 

こういう事が起こるっていうのは

美容師であれば当たり前に知っている事なはずなんですが

ムラに染められたという方が現実にいるというのが残念ですね

対処法としては一つしかないのでうちのお客さんではない方向けに教えておくと

色のオーダーの際に ”根元を2トーン暗めにしてください” っていうと解決すると思いますので

縮毛矯正をしていて尚且つカラーリングもしている方は参考にして見てください!

 

更新日 2020 06/08