皮脂膜について解説!

皮脂膜について解説!

 

こんにちは

tamuraです!

今回は 皮脂膜についてやっていきたいと思います

連日の暑さで汗をかく事も多いと思うので皮膚周りの知識について解説します

 

 

 

皮脂膜とは?

 

 

皮脂膜とは一体何か?

一番分かりやすく 図で見てもらいましょう!!

 

 

 

 

 

こんな感じで真皮の一番上にあるのが皮脂膜なんですが(図左)

細かいところを話すと、皮脂膜は皮脂腺で作られる皮脂に汗や湿気が混ざった物になります

これは 言うなれば 天然の保護膜(保湿クリーム)といった感じですかね!

皮脂膜は角質層の表面にあり、身体全体を覆ってくれてます

これにより肌表面に滑らかさや潤いをもたらしてくれたり

しなやかな肌を保つ事ができるんです。

後は外界からの刺激(細菌や薬剤 紫外線など)からもこの皮脂膜で守ってくれています

因みに補足しておくと 皮脂膜は掌と足の裏にはありません!

 

 

保湿作用や保護作用

 

 

上でも書きましたが皮脂膜により、保湿作用や保護作用がなされています

では、いつもの肌表面が滑らかで潤いのある状態(保湿されてる状態)から

もしも 皮脂膜が無かったらどうなるか?と言う話をすると

当然ながら 潤いが無くなる事により

肌は乾燥してカサカサになってしまい 角質も剥がれてしまいます

後 髪の毛も肌内部から出てきて、毛先まで伸びているので潤いが髪の毛にもいかずに

髪もパサパサになってしまいます

保湿にはとても重要な部分ですよね

 

では、次に保護作用については

外敵刺激から守ってくれると言うのが一つ

これに関しては 皮脂膜は脂の性質を持っているので

肌にダメージを与える外的刺激が水溶性の性質の場合は

皮膚に浸透させない と言うか跳ね返してくれます

他にも外的要因を挙げると、皮膚病原細菌!これらからも保護してくれます

この皮膚病原細菌によるダメージの先にあるのは痒みや炎症!

これは単純に病原細菌の繁殖により起こっている事が多いです

これを防ぐためには皮脂膜のPHを通常通りのPH5.5〜6.5に保つのが一番

アルカリ性に傾いてしまうと細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます

では次に アトピック ドライスキンについてなんですが

これはアトピー性皮膚炎の事です

アトピーはどう言う状態なのか?で言うと

皮脂膜が少なくなり角質層内部の水分が蒸発

その結果 外的要因の侵入を許してしまい支障が出る!ざっくり言うとこう言った感じです

皮脂膜は少なくなると 細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)などのバランスが崩れたりします

つまり細菌などに、壁を突破されるので皮脂膜の役割はとても大事な働きをしている訳ですね!

因みに アトピーの方の皮膚はアルカリ性な事が多い様なので

当たり前ではありますが 保湿(保護)して守ると言う事が一番ですね

美容師も手荒れが付き物なのでこの問題は簡単ではない事は分かっていますが

さらっと触れさせていただきました

 

 

まとめ

 

 

と言う感じで今回は皮脂膜についてやってきました

色々な要因により 肌のダメージがあると言う事は分かりましたか?

誰の肌にも共通して言える事は一つで

皮脂膜が何かの要因により油分が少ない状態になっていると言う事です

しっかり保湿してあげるのが大事なので気をつけるのと

夏場は紫外線によりダメージを受ける事もありますので

これも注意しておきましょう

では 本日は以上になります

今回もありがとうございました

 

 

更新日 2022 08/04