シャンプー剤の成分と効果について解説!

シャンプー剤の成分と効果について解説!

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回は シャンプー剤の成分と効果についてやって行きたいと思います

 

 

 

シャンプー剤!

 

シャンプーをする1番の目的は汚れを落とす事ですよね

この汚れ!には2種類あります

 

一つは外因性の汚れで、もう一つは内因性の汚れです

 

外因性の汚れは、ホコリや排気ガス、スタイリング剤などもあります

では内因性の汚れは? と言うと 汗や皮脂 フケなどになります

 

これらの汚れは油の性質を持つ物が多いので お湯で洗うだけではなかなか落ちません

そこで相性が良い洗浄成分が アニオン界面活性剤 や 両面界面活性剤になります

しかし洗浄成分だけだと毛髪はパサパサになってしまうので

多くのシャンプー剤は、このコンディショニング成分を配合する事により

すすぐ時の絡まりや引っ掛かりを防いでくれています!

 

 

洗浄のメカニズム!

 

髪の毛や頭皮についた汚れを落とすメカニズムについて少し触れます

髪や頭皮に付着した汚れ(多くは油性の物)は

食器洗剤のコマーシャルで見た事ある様なメカニズムで汚れを浮かしていきます

こんな感じ!

 

 

 

 

 

図の汚れの周りにシャンプー剤の洗浄成分が付着して親油基にくっつけます

因みに親油基は油汚れ!です

この洗浄成分が沢山汚れに付着する事で完全に地肌や毛髪から外れます

そして、剥がれた部分にコンディショニング成分がつき滑らかになる感じです

この効果をローリングアップ現象と言います!

 

 

 

 

シャンプー剤の構成成分!

 

 

では、ここからはあまり覚えなくてもいい事を書きます

個人的にも覚えてない事もあります

知りたい時には僕も 本で見てる感じなので

よっぽど興味のある方は 気になった時に見返してください

 

シャンプーの構成成分

 

洗浄成分 

 

アニオン界面活性剤 ラウレス硫酸ナトリウム ラウロイルメチルアラニンNa  汚れを取る洗浄作用と気泡作用があります

両面界面活性剤   コカミドプロピルベタイン ココアンホ酢酸Na アニオン界面活性剤との組み合わせで

          泡量や泡質の向上剤の粘度を上げる作用あります

 

増粘 加脂剤 

ノニオン界面活性剤 コカミドMEA ヤシ油脂肪酸PEGー7グリセリル 剤の粘土や泡質の向上 コンディショニング作用がある

          剤の粘土調節の機能もあります

 

 

 

コンディショニング成分 

 

カチオン化ポリマー ポリクオタニウムー10 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド

            主にすすぎ時の感触を改善する作用があり剤の粘度調整の機能も担う

溶剤  エタノール グリセリン シャンプー時の保湿感を付与する作用があります

シリコーン 油剤  ジメチコン オリーブ油 シャンプー時のツル感や油性感を付与する作用があります

 

 

香料

 

パール化剤 ジステアリン酸グリコール シャンプーの外観をパール状にします

PH調整剤 乳酸 クエン酸 酒石鹸 りんご酸 コハク酸 PHコントロール効果アルカリ中和作用の効果があります

防腐剤 メチルパラペン 安息香酸Na サリチル酸 フェノキシエタノール 剤の防腐性を高め長期間安定して品質を保つ作用があります

香料 剤に香りをつけて使用時 使用後の満足感を高めます

 

 

 

 

まとめ

 

と言う訳で、今回はシャンプー剤についてやってきました

いつものシャンプー記事に比べるとちょっと専門的になってしまいましたがいかがでしたか?

役に立つ部分もあると思いますので必要な時にまた見てみてください

今回は以上になります

どうもありがとうございました

 

 

更新日 2022 05/19