縮毛矯正のリタッチについての解説!

縮毛矯正のリタッチについて

 

 

こんにちは

tamuraです!

今回は縮毛矯正のリタッチについてやっていきましょう

以前もこのテーマに触れた事はありましたが被らない部分もあると思いますので

今回もよろしくお願いします!!

 

 

リタッチ!

 

縮毛でリタッチと言うと

毎回縮毛矯正をしている方で根元が伸びてうねりが気になり始めた時に

新生部(根本)だけ縮毛をする事を指します

お客様の中には全体的にやってほしいと言う方もいらっしゃいますが

全体的に薬をつける場合は前回の縮毛が全然効いてない場合のみです(当店では)

一度施術した部分はダメージがあるので極力上塗りしない方が良いからです

只、新生部と既染部の境目はオーバラップして塗るので正確には中間部分まで塗布しますが

毛先に付けるよりは全然ダメージが少ないのでその点は安心してください!

 

 

薬剤の性質!

 

ではリタッチをする上でどういう薬剤を使っているのか?

という点についてやっていきましょう!

うちのお店ではパーマ系は arimino 

の薬剤をメインで使ってます

因みにデジパーと縮毛はクオライン !!

 

 

 

 

最高に使いやすくて日々助かってます

15年前とかだと薬剤に幅が少なくて

色んな薬を混ぜたり

保護剤などで調整するっていうのが基本だったんですが

このシリーズはシンプルに設計されてるのでかなり良いです

次にコールドの場合は同じアリミノなんですが

コスメカールを使ってます!

 

これもまた使いやすいんですが

あんまり薬のメーカー紹介しても

よくわからない方が多いでしょうから特徴の話をしていきます!

因みに今回はリタッチがテーマなのでそこにスポットを当てた話をしていくと

還元剤(結合を切る物)についてです

以前も説明しましたがパーマの還元剤は6つあって

シス チオ システアミン サルファイト チオグリセリン ラクトンチオール があります

しかし、今回の話で使うのは3種類

シス チオ システアミン この3つだけです

ざっくり説明しましょう

シスとチオは髪の毛の表面に近い部分に作用する還元剤で

システアミンは髪の毛の芯の部分に作用するお薬です

もう一つ補足をしておくとシスとシステアミンは質感が柔らかくなり

チオは硬い質感に仕上がります

この特徴を踏まえると

カラーリングをしていない方の縮毛矯正(癖強め)には

チオ単品が相性がよくカラーリングをしている方にはシスやシステアミンを使うと有効的な感じです

だからなんだって思う人もいますよね 笑

最近、新規のお客さんのコンディションを見させてもらっていて思ったのが

前回の矯正の伸びが悪いなぁという事と中間部分の髪の毛柔らかさが癖と合っていないという違和感から書いてみました

 

 

 

まとめ

 

という訳で今回縮毛のリタッチについてやって来ましたが

美容師は髪のコンディションによって薬剤を使い分けているという事が伝わると良いな!と思い記事にさせてもらいました

薬剤は本当に面白く質感だけじゃなく髪の毛の柔らかさまで調整できるので悩みがあったら

是非ご相談ください。できる範囲で対応させていただきます!