こんにちは
tamuraです!
今回は外国人風カラーになるまでの
プロセスについてやって行きたいと思います
外国人風カラー!
最近ではすっかり外国人風カラーが定着してきました
以前みたいにアンダーに赤味やオレンジ味が残っていて気になるって方も少なくなっている気がします
とても良い事ですね
この外国人風カラーはなんといっても透明感が大事になります
なのでアンダーを如何に削るか!っていうのが一番です
アンダーというのはもともとその人が持っている自前の色味って事で
この色味は人によって違うんですがアジア系の人種で多いのは赤味やオレンジ味になります
なので白人さんのようなグレーがかった色やグリーンがかった色にするには
最低でも黄色味になるまではもって行きたい所です
赤味から黄色味へ
では黄色味に持っていくまでの説明をします
多くのアジア人の地毛のトーンは番号で言うと5レベルになります
この5レベルの時アンダーに赤味の持つ方の場合
5レベルからリフトしていくと8レベル位までは赤味が続き9レベルくらいからオレンジ味に変わります
そして9レベルから12レベル位までがオレンジ味になり13レベルから黄色味に変わります
12レベルまでくるとかなり黄色味に近づきますが
外国人風カラーにするためには出来れば13レベル以上にしたい所ですね
ちなみにこれは
ライトナーで抜いた場合の話なので色味が入ってる場合は当たり前ですが結果はこうはなりません
色味について
色味とは?
これに関しては知っている方が殆どだと思うので説明するまでもないかもですが
例えばアッシュ系にしたい場合は青の色味を入れるとグレーっぽくなるだとか(イエローがかってる方は別!緑になります)
赤味を消したい場合は緑の色味を入れるといいとか!ですね
これもアンダーの色味つまりベースの色が何トーンなのかで全然変わってきます
ではこれについて解説して行きましょう
色味はなんでもいいんですが6レベルの薬剤と12レベルの薬剤の違いは?
一番はリフトする力(脱色する力)
次に染料の量(アッシュ系なら青の分量)
ざっくりいうとこの2点ですかね
2通りの方法!
ではこれらを踏まえて進んで行きましょう
まず先程も言いましたが外国人風カラーにするためにはある程度の明るさが必要です
最低でも黄色味に限りなく近いオレンジくらいのアンダーに仕上げたい所です
つまり10レベルか11レベルとかですかね
この10か11レベルに持っていく方法は2つあって
一番簡単なブリーチで一気に14〜16レベルまで上げてしまうか
もう一つは地道に9レベルくらいの薬で染め続けて結果的に10レベルから12レベルのアンダーを作るという方法になります
ではまず一つ目のブリーチを使うというのはパーマや縮毛矯正をかける予定がないという方にはお勧めなんですが
飽きっぽくてパーマをかけたくなっちゃう方にはお勧めできません
うちのお店ではオラプレックスというトリートメントを取り扱っているから大丈夫と言いたい所ですが
現状やっぱりブリーチとパーマの共存は厳しいと僕は考えてます
メーカーさんやディーラーさんもオラプレックスを薬剤に混ぜてればブリーチ毛でもかかりますよ〜なんて言われますし
3回ブリーチを重ねてる人にもかかりました〜なんて意見も聞くんですが
僕の考えるパーマの仕上がりは家でざっと乾かしただけで形になる!っていうのが僕の希望なので
リッジが弱いとかカールが若干だれてるでもかかったみたいなのは個人的にはかかっていない!という判断なので
うちではこういう観点からブリーチとの併用はお勧めしてません
もう一つの方法の9レベルくらいのカラーを継続的にするという方は髪のアンダーも何気にしっかり削れるし
この方法ですとパーマも可能になります!
例えば9レベルのカラー剤は最初の説明だとオレンジ味のトーンになるんですが
この9トーンでも何度も何度もする事により11レベルや12レベルにもなっていきます
時間はかかりますが幅広く楽しむのであればこっちがオススメです
まとめ
やはり透け感や透明感が当たり前にやりたい時代になっている中
カラーチェンジやパーマがしやすい状態でいるというのが大事だと思います
なのでオススメなのはノンブリーチで色を楽しみつつ気分によってパーマもできる状態を保つのがベストですかね
ただ色味を一番重視してる方はブリーチがマストになってくるので
悩んでる時はご相談下さい!!
更新日 2020 02/24