ヘアカラーでアレルギーが出る人がいるのは何故なのか?について解説

ヘアカラーでアレルギーが出る人がいるのは何故なのか?について解説

 

こんにちは

tamuraです!

今回はヘアカラーでアレルギーが出る人がいるのは何故なのか?についてやっていきたいと思います!

 

 

アレルギー

 

ヘアカラーをした事のある方の中でアレルギーが出る方の割合は僕の感覚ではそこまで多いようには感じません

全体の5%くらいですかね

ではアレルギーによる反応はどういう風になるのかについてなんですが

ほとんどの方は痒みが出て赤い蕁麻疹っぽい反応が出ると言った感じでしょうか

この場合がジアミンという成分にアレルギー反応を起こしてる事が多いです

カラーを塗ってスースーするとかヒリヒリするとかっていうのは僕的にはアレルギーでは無く

単純にアルカリ剤でPHが上がるから痛いとかっていう感覚になっているんだと思っています

この頭皮がしみる(ヒリヒリする)とかは美容師のカラー剤の塗り方が凄く関係しています

自分もカラーをやってもらうと結構ヒリヒリする派なので分かりますが9レベル以上の薬を使うと最初の10分位は我慢タイムって感じ笑

辛うじて9レベルのカラーは10分過ぎると落ち着いてくるんですが10レベルとかはひたすら耐えるみたいな感じです!

このヒリヒリに耐えないとカラーは出来ないのか?というと

先ほどの美容師のカラー剤の塗り方というところにつながるんです

僕も20年以上美容師をやっているのでいろんな美容師を見てきていますが

僕分析だとカラーを塗る美容師自体がしみない人(頭皮が)だと結構地肌にしっかり気味に薬を塗布して

僕みたいにカラーがしみるタイプの美容師は地肌にうっすらつく位で薬を塗る傾向がある気がします

この塗布量の違い細かい部分ですがしみ具合は全然違うと思っています

 

ゼロタッチ

 

当店にもアレルギーや肌トラブルが以前あったというお客様もご来店いただいてます

そんな方におすすめなのが ゼロタッチ という技術!

これは単純に地肌の手前まで薬を付けるという事です(つまり地肌には付けないという事)

いつだったか忘れましたがうちに材料を持ってくるディーラーさんが持ってきたパンフに ゼロタッチで単価アップ!! 

って書いてるのを見てびっくりした覚えがあるんですが

他のお店では地肌に付けないように薬を塗るのに+1000円取っているお店もあるようですが

通常マニキュアなどはこのゼロタッチという塗り方をするので全然難しいものではありません

考え方なので自由なんですがうちはプラス料金は勿論いただいておりません!

アレルギーがある方も安心して来てください

 

ジアミンとは

 

ジアミンとは「パラフェニレンジアミン」という酸化染料の略称で

一般的なカラー剤のほとんどに含まれている成分になります

1剤(染料)と2液(過酸化水素水)を混ぜると化学反応が起こりこの時色を発色される為に必要なのがジアミンです

ヘナなど植物性の物でも殆どの剤にジアミンは入ってます

ちなみにヘナの場合ナチュラルという色を使う場合ジアミンフリーになってますが

色が強めのオレンジ色になるので一目でヘナをやってるんだな!って分かります(好みが出ますね)

後はコンスターチンベースで作られてるカラー剤もありますがこれも確かジアミンは入ってましたね

 

 

まとめ

ジアミンにアレルギーのある方は基本的には地肌にカラーをつけるのはおすすめしません

なので厳密にいうと染めた当日からほんの少し根元が黒い(もしくは白い)という感じなりますが

地肌が荒れるよりはそっちの方がいいので ゼロタッチ をした方がいいですね

当店には植物性のカラーや白髪用の酸性染料は置いてないんですが

ヘナなどはひどい方だと顔が腫れてしまったなんて事例も聞いた事があるので気をつけましょう!

 

更新日 2020 03/30