真皮の構造と働きについて解説

真皮の構造と働きについて解説

 

こんにちは

tamuraです!

今回は真皮の構造と働きについてやっていきます

よろしくお願いします

真皮については以前の癖毛になるメカニズムでも触れましたが

この真皮が部分的に硬くなったりすると

髪の毛が毛根から伸びてくる途中でその硬い部分にぶつかり

真っ直ぐ外に出る事ができずに曲がった状態で外に出て来て癖になるというのがあります!

というわけで今回はこの真皮について深掘っていきます

 

 

真皮!

 

真皮とは? 

一番見るのがわかりやすいのでこちらの図をどうぞ

 

 

 

真皮は図の通りです

基底層(設置部分は基底膜)と 皮下組織の間にある層です

この部分で皮膚全体の95%を占めています

まぁ 皮膚の本体と言った感じですね!

ちなみに、表皮との比較で言うと15〜40倍の厚さがあります

15〜40倍って めちゃめちゃ振り幅ありますやん!って思うでしょうが

ここに関してあまり気にしないで下さい 笑

(水分量や部位などで変動があるのだと思います)

この真皮の部分のお陰で肌にハリや弾力が出ている事は間違いないです

ではこの弾力の源について触れていきましょう

 

真皮の内訳について!

 

真皮は水分をたっぷり含んだスポンジのような物です

構成組織の主成分は

ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などのムコ多糖類です

ムコ多糖類は、一言で言うとゼラチン性の物質です

真皮以外でも関節や眼球 動脈にも多く含まれています

関節でのムコ多糖類は潤滑油の役割をしていて

細胞間ではそれらを繋ぐクッションのような役割をしています

このムコ多糖類は体の中で作られる物質ですが 年齢と共に作られにくくなっていきます

ではここから先は図と共に説明します!

ムコ多糖類とその他に肌の弾力を決定するのが膠原繊維(コラーゲン)

次に網目状に走ってるのが弾性繊維(エラスチン)これは弾力性のあるタンパク質でハリをもたらしてくれます

そしてこれらの成分を合成しているのが繊維芽細胞になります

 

 

 

これらの構成成分が様々な要因で減少すると皮膚はハリを失ってしまいます

あと最後に真皮の中には血管やリンパ管 神経に毛乳頭細胞などもあります

これらの役割としては 血管は当たり前ですが全身の隅々まで酸素や栄養を送る事

リンパ管は 体の中の老廃物を運ぶ役割

神経は温度や痛みを察知する役割

毛乳頭細胞は毛を作る役割を果たしてます

 

 

まとめ

 

という訳で今回は真皮についてやってきました

ひとつずつ テーマを絞ってやっていくのも勉強になりますね

では今回は以上になります

今回もありがとうございました

 

 

更新日 2022 07/07