トリートメントで髪の毛がチリチリになる事はあるのか?について解説

トリートメントで髪の毛はチリチリになる事はあるのか?

 

こんにちは

tamuraです!

今回はトリートメントで髪の毛がチリチリになる事はあるのか?についてやっていきたいと思います

トリートメントで髪がチリチリになるなんて聞いたこと無いぞー!って思った方

そういう方は良いリアクションありがとうございます!!

結論から言うとトリートメントで髪がチリつく事はあります

という訳でその辺について書いていきたいと思います

 

 

トリートメントの種類?

 

では先ずトリートメントについて解説していきましょう

トリートメントは大きく分けて2種類あります

一つはシステムトリートメント

もう一つは酸熱トリートメント

この辺に関しては以前も触れた事がありますが

今一度、解説させてもらいます

 

システムトリートメントは髪の毛の内部にアミノ酸などの栄養を入れて

その成分が抜けない様に髪の表面にポリマーコーティングをします

凄くシンプルで解りやすいですよね

 

次に酸熱トリートメントは?と言うと

髪の中に栄養を入れると言う点までは同じになるんですが

外側に蓋をしません!

蓋しなかったら外に栄養流れ出るじゃ無いかー!って思った方は

良いリアクションありがとうございます!笑(本日2回目)

でも大丈夫!!

酸熱!という名前の通り、酸性で熱を当てるという物

トリートメントを付け流して乾かした後にアイロンで熱を入れると

髪の毛の内部でアミノ基(アミノ酸)が変形して突っ張り棒みたいに髪の毛内部で架橋してくれるので

外(キューティクルの)に流れ出なくなるんです!

因みにトリートメントの持ちは酸熱トリートメントの方が良いとお客様からの声を頂いてます

興味のある方はご相談ください

 

 

チリチリになる原因は?

 

ではどう言う時に髪の毛がチリチリになるのでしょう?

よくあるケースを挙げていくと

1、パーマの時

2、縮毛矯正の時

3、ブリーチをした時

 

この3つのケースで共通しているのは

高アルカリによるダメージという点になります

つまり、どれも髪の毛を傷ませた時にチリチリになっています

なので今回のテーマのトリートメントによるチリチリとは全く逆という事になります

では酸性のトリートメントでどういう風にチリチリになるのかというと

ロジックはこうです!

強アルカリから強酸性に急激に振った場合髪の毛は過収斂を起こす!

簡単に言うとアルカリによりキューティクルが柔らかくなってる状態から

酸性のカチカチの状態に一気に変化すると髪の毛がびっくりしてしまうという事です

場合によっては断毛やピーリングを起こします(ピーリングとはチリチリになるという状態)

これがトリートメント(一部の酸熱)でもチリチリになる!という内容になります

 

 

まとめ

 

ではまとめに入りますが

トリートメントで危ないのは一部の酸熱商品になります

基本的にシステムトリートメントに関してはピーリングは起こしませんが

アルカリが高い状態で続いてる時にシステムトリートメントで蓋をしてしまうのもよく無いです

これに関してはどのくらいのpHでコーティングするのか?にもよるのでサロンでご相談ください

次に酸熱トリートメントの場合これも扱ってる商材によるので何とも言えないんですが

PHがあまりにも強酸性だと危ないんでこの辺も技術者に聞いてやる事をお勧めいたします

最近ではハイライトなどでブリーチをしてる方が多くなってます

こういう方がブリーチの直後にトリートメントをする場合

それなりのリスクがあるという事も分かっておくと良いと思うので

信用できる技術者に相談してください

 

 

更新日 2021 05/20